「ボンネット」とは、ヨーロッパの言葉で「帽子」を意味します。
その名の通り、ヨーロピアンでとっても可愛いですよね♪

今回ご紹介するボンネットは、新生児から使えるように、ちいさめのサイズです!
出来上がりのサイズは、だいたい顔まわり35cm、首まわり32cm。
写真付きで解説したので、ぜひ作ってみてくださいね♪
ボンネットとは?
婦人帽の基本的な型の一つ。頭頂から後頭部をほとんどおおっているが,前額部から顔にかけてはほぼ全面的に露呈する。概して顔を縁どる部分に幅広いブリムを伴う場合が多く,後頭部にはブリムはまったくないか,わずかにあるのが普通。
フランスでは 16世紀まであらゆる布製の帽子をボンネ bonnetと呼んだ。
「ボンネット」コトバンクより引用
ベビーの時期にしかできない特別なおしゃれ

ボンネットは、日常生活でつかえるものから、お宮参りや結婚式などでつかうフォーマルなものまで、いろいろな種類があります。
布の素材を変えれば、色々な場面で使えるボンネットを手軽につくることができますよ♪
ガーゼでつくれば汗をよく吸うので、安心です。
ぜひ記念に作ってみてくださいね♩
ベビーボンネットの作り方 用意するもの

材料
●ダブルガーゼ 大きい方のパーツ(表地1枚、裏地1枚) 縦17×横35cm 2枚
●ダブルガーゼ 後頭部のパーツ(表地1枚、裏地1枚) 縦16×横14cm 2枚
●レース 1本 約52cm
●ひも、またはリボン 2本 各約32cm
●型紙(下記に添付)
道具
●裁縫道具
●アイロン
ボンネットの型紙 ダウンロード
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紙に数字の通りに線を引いていただければ、手書きでも簡単に書けます♪


ダブルガーゼを水通しする

ガーゼは水で縮む性質があります!
お洗濯したときに縮まないように、水通しをするのがおススメです
こちらの記事に手順を記載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
ベビーボンネットの作り方
①あらかじめ、ひも(またはリボン)の片方の端を2回内側に折って、縫っておきます
ほつれないようにします

②レースにギャザーを寄せます
一番弱いミシンをかけるか、手縫いでゆるく縫います
縫ったら、糸をやさしく引っ張りつつ、ギャザーをよせます

③布に型紙をのせて、ぬいしろ1cmを残し、印をつけてカットします
後頭部のパーツも同様です

④レースを布の表にのせます
まずは真ん中があうように固定

⑤レースの両端を、ななめ上に向けながら、布の2~3cm内側にのせます
(はしをほつれないようにするため)
糸を引っ張って、ちょうどいいところで玉結びします
マチ針で固定
型紙の線よりも内側の方にそって縫います
(後から裏地と合わせて縫うため)

⑥裏返して、はみ出ているレースをカットします

⑦後頭部の表地と縫い合わせます
まずは長い部分のまん中と、先端部分のまん中を固定します

⑧両端も固定して、縫います

⑨はみ出た部分があればカットします

ここまで、裏地もおなじように縫います

⑩縫い目をアイロンでわります
2つのパーツ、どちらも同様に行います


⑪表地と裏地のパーツを縫い合わせます
表地をおもて向きに置き、裏地を中おもてにして重ねます
マチ針で固定したら、曲線の部分を縫います

⑫両端にひもをはさんで縫います
はしを処理しているほうを、ボンネットの内側にいれます
はしを処理していない方を、ボンネットの外側にすこし出るようにはさんで、固定します
もう片方も、同じように行います

⑬縫い目と縫い目が合うように固定すると、きれいに合います
(写真の星の部分)
まん中に5cnくらいの返し口を残して、縫います

⑭返し口から裏返します

軽くアイロンをかけておさえます
裏地がすこし内側になるように縫うと、きれいにできます

⑮返し口を、手縫いのコの字ぬいで閉じます

⑯顔まわりと、首周りに、押さえのミシンをかけます
手縫いの場合は、なみ縫いで押さえ縫いをします

⑰完成です!



今回はあまった布をつかったので、たまたまリバーシブルになりました!
押さえ縫いの糸は、布と全く同じ色がなければ明るめの色がおススメ

私は、押さえ縫いをなるべく目立たせたくない派です。
そして今回、布の色よりも濃い色の糸の方がなじむと思っていたら逆だった、ということに気づきました。
水色にグレーの糸で縫っていましたが、白の方が断然きれいです!
もしも布の色と全く同じ糸がないときは、明るめの糸の方をおすすめいたします♪

細めの糸にすると、よりきれいな仕上がりに!
ベビーボンネットの作り方 まとめ

以上、ベビーボンネットの作り方をご紹介いたしました。
布を切って、レースとリボンをつけて縫う、という簡単な3ステップでできます!
赤ちゃんの柔らかい頭を守ってくれるものがあると、人ごみの中やお散歩のときに、安心ですよね。

ぜひお出かけの時などにご活用ください♪
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